【春夏秋冬】これで安心!季節別オフィスカジュアルの基本コーデ

【春夏秋冬】これで安心!季節別オフィスカジュアルの基本コーデ

ビジネスの場にふさわしい装いとして、スーツ、ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルの3つがあります。上下セットのスーツスタイル、ジャケットや襟付きシャツを着用したビジネスカジュアルスタイル、ラフでカジュアルなアイテムが許容されたオフィスカジュアルスタイルのように使い分けます。今回は、オフィスワークで一般的なオフィスカジュアルについて、基本ルールと季節ごとのコーディネート例をご紹介します。

オフィスカジュアルの基本ルール

オフィスカジュアルの場合、スーツのようなかっちりしたビジネススタイルである必要はありませんが、職場にふさわしい清潔感のある服装が求められます。主に、デスクワークの多い方や、IT系のように比較的服装の自由が認められている職場でよくみられるスタイルです。その基準は会社によってもさまざま。基本を押さえて、自分が働く職場にふさわしい服装を心がけるようにしましょう。

ジャケットは一着あると使える万能アイテム!

オフィスカジュアルに合わせるジャケットを、一着持っていると便利です。Tシャツやカットソーなどのカジュアルなアイテムでも、ジャケットを着用することできちっとした印象になります。秋冬用と春夏用で一着ずつ持っておくとよいでしょう。夏には、薄くて軽いサマージャケットがおすすめです。

インナーコーデの基本

ジャケットなどの上着とインナーとの配色ルールは「インナーの色はアウターよりも明るく」することです。インナーのカラーは、白、オフホワイト、ベージュ、ペールカラー(淡い、薄い色)で、柄は無地かストライプ柄などシンプルなものがおすすめです。
特に、オープンシャツ、ラウンドネック、ボウタイブラウスなどはオフィスで使えるアイテムです。インナーは襟なしでも問題ありません。カットソーやブラウスなども使いやすいので揃えておくと便利です。

シューズは何を履けばいい?

オフィスカジュアルのシューズ選びで大切なのは、“きちんと感”と“歩きやすさ”。定番はパンプス。カラーは黒、ベージュ、グレーなどのベーシックカラーが基本です。
7センチ以上のヒールは足に負担がかかる上、ビジネスの場では好ましくないとされることもあります。高さ3〜5センチ程度を目安に選びましょう。サンダルは極力避け、つま先が隠れているものがベター。最近は、スニーカー通勤する人も多くなってきましたが、転職初日など、会社の雰囲気がつかめないうちは避けたほうが無難です。スニーカーでの通勤が可能なオフィスでも、柄物や奇抜なカラーは避けて、白、ベージュ、黒、グレーなど落ち着いた色を選ぶようにしましょう。

季節別にチェック!オフィスカジュアルのコーデ例

では、実際コーディネートするときは、どういった組み合わせがよいのでしょうか。季節別オフィスカジュアルのコーディネートをご紹介します。

【春/秋】ジャケットやカーディガンは、オフィスカジュアルのマストアイテム!

ワンピースやタイトスカートは、オフィスカジュアルにもフォーマルにもなる便利なアイテムです。ジャケットやカーディガンを合わせれば、温度調節も簡単にできます。オールシーズン使える綿混素材がおすすめです。

【夏】透けるもの、袖丈やスカート丈の短すぎるものは避け、露出は控えめに。

白シャツや青系のブラウスは、涼しげで、きちんとした印象を与えることができます。テーパードパンツを合わせれば、さらに知的な印象に。シャツやブラウスはシンプルゆえに、形がとても重要です。自分の体型に合ったものを1枚持っていれば、いつでもかっこよく上品な着こなしができます。冷房の効いた社内用には、一枚羽織るものを用意しておくとよいでしょう。

【冬】防寒しつつも、重くなりすぎず、スマートなコーディネートを。

ノーカラーコートは癖がないため、オフィスカジュアルにも、ラフな格好にも使える便利なアイテムです。ペールカラー(薄い色)のニットに白いパンツを合わせれば、冬の厚手の素材でも軽い印象になります。ビジネスの場においてカラータイツは基本NGですが、黒いタイツなど無地で落ち着いた色であればオフィスカジュアルとしてOKとする職場もあります。

気をつけて!意外とやりがちな、オフィスファッションNG集

オフィスでは、“きちんと感がないもの”や、 “清潔感がない”ものは基本的にNGとなります。具体的にどんなファッションがNGなのか、チェックしておきましょう。

□露出が多いもの

ミニスカートや、ノースリーブ、シースルーファッションも気をつけたほうがよいでしょう。美しいレースが施されているシースルーやハイネックのノースリーブは、一見問題なさそうですが、職場によってはNGな場合もあります。カーディガンやジャケットを一枚羽織るなど、露出を抑えるようにしましょう。

□カジュアルすぎるもの

デニム素材のパンツ、チノパンなどは基本NGです。カジュアルすぎるかな、と思ったらジャケットと組み合わせてきちんとした印象にするなど工夫しましょう。

□フェミニンすぎるもの

フリルの大きいものや花柄のドレス、大きく広がってしまうフレアミニスカートなど、フェミニンすぎるファッションは避けたほうがよいでしょう。スカートを選ぶときは、膝丈程度のスカートがおすすめです。

□素足

ビジネスの場に素足はふさわしくありません。清潔感のあるナチュラルカラーのストッキングを履くようにしましょう。

今回のまとめ

TPOを心がけた職場のファッションは、社会人としてのマナーです。”相手のこと(お客様や上司、ともに働く周りの人のこと)”を第一に考えることで、自然とTPOにあった服装がわかってくるはずです。基本をしっかり押さえた上で、毎日のファッションを楽しみましょう。

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