早起きで差が出る!仕事ができる人たちがやっている朝の習慣

早起きで差が出る!仕事ができる人たちがやっている朝の習慣

正確で見やすい資料をテキパキと作ってしまう同僚、知識が豊富でクライアントからの信用も厚い上司など、あなたの周りにも「仕事ができる人」がいるでしょう。なぜ、彼らは仕事ができるのか?その要因のひとつとしてあげられるのが、朝の過ごし方にあります。
今回は、「朝の習慣で、なぜ差がつくのか?」を解説しつつ、すぐに始められる簡単な事例を紹介します。

仕事ができる人ってどんな人?

業界や職種によって、仕事ができる人にはいろんなタイプがありますが、共通点には「計画性がある」「知識やアイデアが豊富」「心身ともに健康」の3つが上げられます。

  • 計画性がある = 段取りが良く、スピーディーに仕事を進めることができる
  • 知識やアイデアが豊富 = アイデアを創造する力と、物事を判断できる知識があり、仕事を前に進めることができる
  • 心身ともに健康 = 万全な状態を保ち、高いパフォーマンスを発揮できる

実は、地位や年収が高い人ほど、朝の時間を大切にしているといわれています。そんな仕事ができる人たちは、朝の時間をどのように過ごし、どのような効果を実感しているのでしょうか。

仕事ができる人たちがやっている朝の習慣とは?

仕事ができる人たちがやっている朝の習慣とは?

朝の習慣としてよく取り上げられているものとして、すぐに取り入れられる5つの習慣を詳しくご紹介します。

朝に一日の計画を立てる

朝に一日の計画を立てる

まず取り組むべきは「一日の計画を立てる」ことです。頭がすっきりしている朝は、判断力も鋭くなっているので、無駄のないスケジュールを作ることができます。一日の作業を効率化するためにも見習いたいものです。

計画を立てる際には、優先順位を明確にすること、そして難しいと思われる仕事は、集中力が高まっている午前中に済ませるよう、計画を立てると良いでしょう。

ゆっくり朝食をとる

ゆっくり朝食をとる

夜更かしで朝寝坊をしてしまい、朝はコーヒーだけ飲んで家を出てしまう…という生活では、仕事の効率は上がりません。人は寝ている間にもエネルギーを消耗し、目覚めた時に体は栄養補給を望んでいます。特に、脳のエネルギー源となるのはブドウ糖なので、ごはんやパンなどちゃんと主食が入った朝食を摂るようにしましょう。ブドウ糖が十分に摂れないと、頭がうまく働かず、仕事の集中力が低下してしまいます。

今まで朝食抜きの生活をしていた人は、まずは朝食をゆっくり摂ることをおすすめします。自宅で食事をするのもいいですが、通勤途中にあるカフェでモーニングサービスを利用するのも気分転換になります。美味しそうなモーニングを提供してくれるカフェを調べ、日替わりで立ち寄るのもいいですね。楽しみながら習慣にすることも大切なポイントです。

朝の読書で集中力を高め、知識を蓄積する

朝の読書で集中力を高め、知識を蓄積する

朝に読書を取り入れることによって、日常では得られない情報をインプットすることができます。もし、一週間で一冊の本を読めたら、一年間で約50冊になります。これまで理解できなかったことが理解できるようになったり、まったく異なる価値観の人のことがわかるようになったり、アイデアのヒントをもらったり、読書によって、あなたの知識・情報量は何倍にも膨らみ、仕事のスキルアップにもつながります。

好みの本以外にも、文学賞を受賞した本や社長経験者の本、各業界の有名人の本、歴史もの、あなたが属する業界の専門性の高い本など、幅広く手に取ることをおすすめします。
また、読んでいて、「ここだ!」と思った箇所は、付箋を貼る、手帳にメモをするなどしておきましょう。あとあと活用したいと思った時に見直しやすくなります。

朝の時間帯は、集中力も高く読解力も上がります。資格取得を目指している人は、参考書を読んだり勉強をしたりするのもおすすめです。

▼Mycochannelで紹介した関連記事

一年の計は「実戦型読書」にあり!私らしい幸せと自信を見つけるための本2選

ストレッチやラジオ体操をする

ストレッチやラジオ体操をする

朝ストレッチやラジオ体操をすることによって、筋肉がゆっくりとほぐされ、血流がよくなり、脳を活性化させます。そして、脳が活性化することにより、集中力が高まり作業効率がアップします。

ストレッチもラジオ体操も毎日の習慣にすることが大切ですが、「頑張ってやらなきゃ!」と無理をして続けていると、ストレスになってしまうことも。早起きが苦手な人は、まずはベッドの上でもできる簡単なストレッチから試してみましょう。

たとえば「肩のストレッチ」。やり方は、簡単です!
・左腕を伸ばし、右腕で抱え、右方向へゆっくりと引っ張る(20~30秒キープ)
・右腕を伸ばし、左上で抱え、左方向へゆっくりと引っ張る(20~30秒キープ)

深呼吸をして酸素をたっぷり取り込みながら実行すると、目覚めのスイッチが入り、一日を始める準備ができます。

▼Mycochannelで紹介した関連記事

リラックスしながら姿勢を整える!デスクで気軽に簡単ヨガポーズ

ジョギング、またはウォーキングをする

ジョギング、またはウォーキングをする

朝ストレッチ、ラジオ体操でも、カラダを目覚めさせる効果はありますが、ワンステップあげて、ウォーキングやジョギングを行うのもおすすめです。朝の適度な運動は、脳を活性化させ、学習効果を高めることが、いくつもの研究でわかっています。

ハーバード大学医学部准教授のジョン・J・レイティ氏の著書『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』にも、運動をすることによって、気持ちがよくなり、頭がすっきりし、注意力が高まり、やる気が出てくるということが書かれています。

ジョギングのハードルが高い場合は、ウォーキングから始めるのもいいでしょう。まずは、30分ぐらいを目安に。最低でも20分間歩き続けることで、糖代謝から脂肪燃焼に切り替わります。脳の活性化だけでなく、代謝アップにも効果的です。

今回のまとめ

いかがでしたか?
朝の時間の過ごし方は、その日の仕事にも大きく影響します。読書をしたり、運動をしたり、朝の時間を有効に使うことによって、カラダが目覚め、脳が活性化します。そして、集中力が高まることで、仕事の作業効率がアップするのはもちろん、習慣にすることによって、生活のリズムも整ってきます。気持ちにも余裕ができ、仕事にもポジティブに取り組むことができるでしょう。