派遣で働く300人に聞いた!
知って得する派遣会社との賢い付き合い方

派遣で働く300人に聞いた!知って得する派遣会社との賢い付き合い方

あなたは派遣会社とマメに連絡を取っていますか?
派遣会社から仕事を紹介してもらったら、業務連絡以外で話をすることがない…という人も。しかし実は、派遣会社と日ごろからコミュニケーションを取ることで、さまざまなメリットがあるのです。

今回は、現在派遣で働く女性300名を対象に調査をおこない、派遣会社と連絡を取っている人は日ごろどんなことを話しているのか聞いてみました。知って得する派遣会社との賢い付き合い方を探りましょう。

現在の派遣会社とマメに連絡を取っているのは48.3%

現在の派遣会社とマメに連絡を取っているのは48.3%

派遣会社とどれくらいの頻度で連絡を取っているか聞いたところ、現在の職場を紹介してくれた派遣会社と連絡を取っている人は85.3%いることがわかりました(「現在の職場を紹介してくれた派遣会社」グラフ参照)。そのうち、月1程度以上マメに連絡を取っているという人は約半数(48.3%)という結果に。

一方で、それ以外に登録している派遣会社と連絡を取っている人は37.7%でした(「現在の派遣元以外の派遣会社」グラフ参照)。そのうち、月1程度以上マメに連絡を取っているという人は10%。少数派ですが、就業後も派遣元以外とマメに連絡を取っている人がいることがわかりました。しかし一般的には約6割の人が全く連絡を取っていないように、一度就業してしまうと、就業している派遣会社以外と連絡を取ることはないでしょう。では、残りの約4割の派遣元以外の派遣会社ともマメに連絡を取っている人たちは、どのような理由で連絡を取り続けているのでしょうか。

派遣元以外の派遣会社ともマメに連絡を取ると「良い職場を斡旋してくれる」!?

派遣元以外の派遣会社ともマメに連絡を取ると「良い職場を斡旋してくれる」!?

現在の派遣会社だけでなく、複数の派遣会社とも密に連絡を取っている人にそのメリットを聞いたところ、約半数の人が「良い職場の斡旋」(44.9%)を目的に、コミュニケーションを取っていることがわかりました。その他、「条件や仕事内容の交渉」(22.4%)、「自分の特徴や勤務体系の理解」(20.4%)、「アドバイス、相談」(20.4%)、「職場についての不満を伝えられる」(12.2%)という回答が続きます。連絡を取り続けることで、いざ仕事が必要になったという時に良い職場の紹介を受けることができたり、希望の条件を相談しやすくなるというメリットを感じているようです。より良い職場を求めている人は、複数の派遣会社と連絡を取り、紹介してくれるお仕事を比較してみるのもいいかもしれません。

複数の派遣会社から「より良い条件」「より良いお仕事」の情報収集

複数の派遣会社から「より良い条件」「より良いお仕事」の情報収集

複数の派遣会社とマメに連絡を取る人たちは、公開されている求人情報以上の情報を直接聞くことができたり、自分のライフスタイルに合った条件の仕事紹介、やりたい仕事の情報をより効率的に収集できるという点にメリットを感じています。

【アンケート回答者の声】
・気になる仕事を見つけた時に詳しく聞きたいから(36歳・女性/登録派遣会社数3社)
・夫の転勤に合わせた勤務先の情報交換(26歳・女性/登録派遣会社数2社)
・今働いているところより良い条件があるかもしれないから(26歳・女性/登録派遣会社数3社)
・お仕事を探していることを伝えることで、紹介があるかもしれないから(34歳・女性/登録派遣会社数4社)

派遣会社とは、電話だけでなくメールやマイページなどを使ってもコミュニケーションを取ることができます。現在の契約はいつまでか、どのようなスキルを身につけたのか等、現在の状況をこまめにマイページなどで更新して派遣会社に伝えておくことで、仕事を探す時にスムーズになるかもしれませんね。

今回のまとめ

今回は、派遣社員300人に派遣会社のとのコミュニケーション状況について調査しました。一度就業してしまうと、派遣元以外のとの接点が減ってしまう人も多く見受けられます。しかし、「職場の状況を積極的に共有する」「仕事への前向きな姿勢を伝える」ことなど自分の状況を知ってもらうことによって、次の良い仕事につながることも考えられます。現在の職場を紹介してくれた派遣会社とのコミュニケーションも重要ですが、登録しているほかの派遣会社のお仕事情報を定期的に確認したり、自らの就業状況を共有しておくことで、中長期的にもより良い職場に出会えるかもしれません。

【調査概要】
調査タイトル:仕事に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年10月12日~10月15日
調査対象:現在派遣社員の20歳~39歳の女性 300名